【四季折々】父の日とウナギについて【しげよし】

2024/06/12

■2024年の父の日は、6月16日。世界の父の日は?


もうすぐ父の日。
日本では6月の第3日曜日が父の日として知られており、2024年の父の日は、6月16日です。

日本やアメリカでは、6月の第3日曜日が「父の日」として親しまれています。しかし、世界には様々な文化や歴史を持つ国々があり、それぞれ異なる日に父の日を祝ったり、ユニークな習慣で感謝の気持ちを伝えたりしています。

6月の第3日曜日が父の日という国は多数派で、イギリス、ドイツ、カナダ、台湾などが該当します。

一方、オーストラリアでは9月、スウェーデンでは11月、ブラジルでは8月、イタリアでは3月と、国によって父の日の時期は異なります。

内容も国ごとに様々です。

ドイツでは、父の日は昇天祭と重なり、毎年日付が異なります。この日に若い父親たちは、父親としての心得を仲間から学ぶという伝統があり、家族で祝うというよりは、男性同士で集まって飲み歩く日となっています。

韓国では、母の日と父の日が一緒になった「父母の日」が毎年5月8日に祝日として設けられています。元々母の日だけだったのですが、父の日がないのは不公平だと議論となり、両方を合わせた「父母の日」になったそうです。

フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンでは、11月の第2日曜日が父の日です。11月に大きなイベントや祝日がなかったことが、この日が選ばれた理由だそうです。

このように、世界には様々な「父の日」が存在します。

■父の日にうなぎを食べるのが、はやり?



父の日といえば、うなぎを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
実は、父の日が正式に「うなぎの日」として認定されていることを知っていますか?

父の日と「うなぎの日」は、もともとは全く関係ありませんでした。

父の日を「うなぎの日」と結びつけたのは、岐阜県各務原市にあるうなぎ料理店「うなぎ屋たむろ」です。

「父の日にはおいしいうなぎを食べよう」という食文化を広めたいと考え、父の日とうなぎの販売を積極的に行ってきました。

そして2017年、ついに彼らの努力が実り、一般社団法人日本記念日協会によって「父の日はうなぎの日」として正式に認定されたのです。

たんぱく質たっぷりのうなぎ。日頃頑張っているお父さんの労をねぎらうのに、父の日ギフトとして「うなぎ蒲焼き」はピッタリなのではないでしょうか。

■2024年の父の日のトレンドは?



株式会社AOKIが20~50代の男女約1,000名を対象にアンケート調査を独自に実施したところ、8割が「父の日」にギフトを贈った経験があり、ギフトとして最も人気なアイテム第1位が「お酒・ビール」、第2位に「食べ物」、第3位は「カジュアルファッションアイテム」、第4位に「健康グッズ」という結果になりました。

日頃から家族のために頑張るお父さんのために、プレゼント選びを楽しみましょう!