【食材のこだわり】苺について【しげよし】

2024/04/15

■いちごの季節がやってきた! 新種のいちごも続々登場!

春も本番。いちごのおいしい季節です。

近年、さまざまな新種のいちごが開発されています。中でも特に注目の品種をいくつか紹介します。

⚫スカイベリー(栃木県)
2014年に登録された栃木県のオリジナル品種です。円すい形の大粒で、光沢のある鮮やかな紅色をしています。酸味が少なくて糖度が高く、ジューシーな味わいが特徴です。

⚫ とちあいか(栃木県)
2019年に登録された栃木県のオリジナル品種です。スカイベリーよりも果肉が硬く、ヘタの部分が窪んでいるため、カットするときれいなハート型になります。甘味が強く、酸味は控えめです。

⚫よつぼし(三重県、香川県、千葉県)
2017年に登録された品種です。従来のいちごのように親株から子苗を分けるのではなく、種から育てるのが特徴です。栽培期間が短く、病害虫にも強いのが利点です。糖度が高く、濃厚な味わいです。

⚫くまもと恋(熊本県)
2016年に登録された熊本県のオリジナル品種です。円すい形で、鮮やかな紅色をしています。糖度が高く、甘味が強いのが特徴です。果肉も柔らかいです。

⚫淡雪(福岡県)
2021年に登録された福岡県のオリジナル品種です。白い果肉が特徴で、糖度が高く、上品な甘さです。酸味が少なく、まろやかな味わいです。

新種のいちごは、味や香り、大きさなどさまざまな特徴があります。お好みの品種を見つけて、味わってみてください。

■いちごの洗い方、保存方法をおさらい!

いちごは、水洗いするときは、ヘタはつけたままで洗いましょう。ヘタを取ってから洗うと水っぽくなり、ビタミンCが流出してしまうので注意したいものです。
いちごを保存するときは、いちご同士が重ならないよう容器に入れ、ラップにかけて冷蔵庫の野菜室に入れます。

また、いちごは水気に弱いので、洗わないほうが日持ちするのです。
長期保存したい場合は、冷凍保存もおすすめです。冷凍する場合は、ヘタを取り、水気をしっかりと拭き取ってから、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。

さらに、いちごに少量の砂糖をまぶすと、水分を保持して鮮度を保つことができます。

■ワイン、ビール、塩漬けetc.いちごのこんな加工食品も! 

いちごは、ジャム、ゼリー、ヨーグルトなど、さまざまな加工食品に利用されています。近年では、その加工方法も多様化しており、変わったものもたくさん登場しています。

以下、いちごを使ったユニークな加工食品を紹介します。

いちごのワイン:いちごを発酵させて作ったワインです。甘口のものから辛口のものまで、様々な種類があります。

いちごのビール:いちごをビールの原料の一部として使用したビールです。フルーティーな味わいが特徴です。

いちごの塩漬け:いちごを塩漬けにしたものです。甘味と塩味が絶妙な味わいで、お酒のおつまみなどにぴったりです。

いちごのチップス:いちごを乾燥させてスナック菓子にしたものです。甘酸っぱい味わいが楽しめます。

これらは、全国各地の道の駅や農産物直売所、インターネットなどで購入することができます。

色々な加工食品を試して、いちごの新しい楽しみ方を見つけてみてください!