【四季折々】GWについて【しげよし】

2024/04/29

■GW(ゴールデンウィーク)は、いつ、どのように生まれたの? 



GW(ゴールデンウィーク)の真っ最中ですね。
2024年のGWは4/27(土)から5/6(月)までで、10連休という人もいるようです。

このGW、いつから、どのように始まったのでしょうか。

ゴールデンウィークの始まりは、一般的には1948年とされています。

この年、国民の祝日に関する法律である「祝日法」が施行され、4月29日(昭和の日)、5月3日(憲法記念日)、5月5日(こどもの日)の3つの祝日が定められました。

なお、4月29日については、1948年(昭和23年)に施行されたため、昭和天皇の誕生日を『天皇誕生日』と呼んでいますが、その後『天皇誕生日』から『みどりの日』を経て『昭和の日』へと呼び名が変わっています。

これらの祝日と休日が集中することによって、4月下旬から5月上旬にかけて長い連休が生まれ、それがゴールデンウィークと呼ばれるようになりました。

ゴールデンウィークという呼び名が広く使われるようになったのは、1950年代後半から1960年代にかけてのことです。当時はまだ一般的ではなく、映画会社などが宣伝用語として使い始めたのがきっかけで広まったと言われています。

■5月5日の「こどもの日」の由来は?



「こどもの日」は、1948年(昭和24年)に制定された国民の祝日です。

もともとは5月5日の「端午の節句」として、男の子の健やかな成長を願う行事でした。
1948年に「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」お休みの日と決められてから、「端午の節句」の日が、「こどもの日」にもなったそうです。

「端午の節句」は、古くから中国で行われていた邪気を払う行事を取り入れたもので、菖蒲やよもぎを軒先に飾ったり、菖蒲湯に入ったり、ちまきを食べたりして、病気や災いを防ぐとされていました。
その後、武家社会の発展とともに、「端午の節句」は男の子の将来の健闘を祈る行事へと変化していきました。鯉のぼりや武者人形を飾ったりするようになったのも、この頃からです。

1948年に「こどもの日」と制定されてからは、男女関係なく子どもたちの健康や幸せを願う日となりました。

■多様化する「こどもの日」のスイーツ



こどもの日の食べ物といえば、「ちまき」と「柏餅」が定番ですが、近年はお菓子メーカーがさまざまな工夫をこらし、オリジナルのスイーツを販売しています。

・ こいのぼりパイ
・ こどもの日デコレーションケーキ
・ こいのぼりロールケーキ
・ 子どもの名入れプリン
などが人気です。

子どもが喜びそうなスイーツを探して、すこやかな成長をお祝いしましょう!