トップページ > ブログ > 【食材のこだわり】カボチャについて【しげよし】
2023/08/28
■収穫は夏の時期! カボチャの主な生産地は北海道 ハロウィンのイメージが強いカボチャですが、収穫は夏の季節に行われます。 夏の収穫後、数ヵ月の保管を経て秋になると、水分が抜けて甘みが増したカボチャが全国的に出回ります。 カボチャをより安価でお得に購入できるのは、最も出回る9~11月頃になります。 年中スーパーでカボチャを見かけるのは、外国産のものが出回るから。1月〜6月は国産かぼちゃの流通量が減り、輸入したものが店頭に並びます。主な輸入先は、ニュージーランドやメキシコです。 2019(令和元)年産の野菜生産出荷統計によると、カボチャの全国の収穫量は、約15万トン。主な生産地は北海道が55%で、次いで鹿児島県、茨城県と続きます。北海道は昼夜の寒暖差が大きいため、糖度の高い美味しいかぼちゃが栽培できます。国産のカボチャは、粘質でねっとりとしていて醤油との相性が良く、日本料理に向いています。 ■「若返りのビタミン」・ビタミンEをたっぷり含む カボチャは、緑黄色野菜の代表格です。カロリーが高く、ビタミンやミネラルが豊富で、栄養価の高い野菜として知られてます。 別名「若返りのビタミン」とも呼ばれているビタミンEや、皮膚や粘膜・眼を保護するβ‐カロテン(ビタミンA)などを含んでいるのに加え、食物繊維も多く含み、便通を良くしたり、血圧の急激な上昇を防ぐ働きがあります。 β-カロテンはカボチャの皮に豊富に含まれているので、できれば皮ごと調理するのがおすすめです。切る前に、土などの汚れはもちろん、残留農薬が気になる輸入もののカボチャは、皮をタワシでよく洗うとよいでしょう。 おいしいカボチャを見分けるには、 丸ごとの場合は、 ・色が濃く、重量感があり、硬いもの ・ヘタが乾燥していて、 まわりがくぼんでいるもの カットしてある場合は、 ・果肉の色が濃いもの ・切り口が鮮やかでワタが乾いていないもの を選びましょう。 ■【簡単レシピ】カボチャと鶏ひき肉の煮もの 簡単、シンプルにできるかぼちゃのレシピ「カボチャと鶏ひき肉の煮もの」の作り方を紹介します。 (材料) ・カボチャ 1/2個(400g) ・鶏ひき肉 120g ・だし汁 2カップ (A) ・しょうゆ 大さじ3 ・酒 大さじ2 ・みりん 大さじ2 ・砂糖 大さじ2 (作り方) 1 カボチャはワタと種をスプーンで取り除いて3cm幅に切り、3~4cm長さに切る。 2 鍋にひき肉、だし汁を入れ、菜箸で混ぜながら中火にかける。ひき肉の色が変わったら弱火にし、アクを取る。 3 再び中火にしてAを加えて混ぜ、1のかぼちゃを加える。煮立ったら弱火にしてフタをし、10~12分煮る。 4 カボチャに竹串を刺してみて、スーッと通るくらいになったら、器に盛る。 栄養たっぷりのカボチャの美味しさを、思う存分味わいましょう!