トップページ > ブログ > 【食材のこだわり】筍について【しげよし】
2023/03/27
■たけのこの旬は3月から5月。穂先が黄色いものが新鮮 独特の香りと味、そして歯応え。煮て、焼いて、などさまざまな料理の食材として活躍するたけのこ。 国内で食用たけのことして一般的な「モウソウチク」のたけのこは、3月から5月にかけてが旬の時期で、スーパーなどに並ぶのもこの時期です。 スーパーなどでたけのを選ぶときのポイントは、以下の3つです。 ●穂先はなるべく黄色っぽいものを選び、緑色のものは避ける。 黄色の穂先は、土から出ていない証拠。穂先は土から頭を出すと光合成し、緑に色を変ええぐ味も増します。 ●根元の切り口は、できるだけ白くみずみずしいものを選ぶ。 収穫してから時間が経つと水分が抜け、切り口の色も、あくにより茶色く変色します。 ●皮はなるべく薄茶色のものを選ぶ。 皮の色が黒に近かったり、緑色がかっていたりするものは日光に当たっているので、あくも強くなります。 新鮮なたけのこで、旬の味覚を楽しみましょう。 ■食物繊維やたんぱく質が豊富に含まれるたけのこ 不溶性食物繊維のセルロースが豊富で、便秘や大腸がんの予防にも効果的といわれているたけのこ。 野菜類の中ではたんぱく質を多く含み、うま味のもとであるアミノ酸の一種、グルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸が含まれています たけのこは、ほおっておくとエグみが出るので、買ったらすぐに茹でましょう。 茹でる際には、皮つきのまま先端を大きく斜めに切り、皮の部分に縦に切り込みを入れます。 ひとつかみのぬかと一緒に大きな鍋に入れて水から茹でます。沸騰したら弱火にして、40~50分茹で、根元に串が通ったら火を止めます。 茹で湯ごと冷ました後、水にひたせば、冷蔵庫で一週間くらい保存することが可能です。 ■【簡単レシピ】春を感じる! めんつゆでつくるたけのこごはん たけのこのレシピといえば、なんといってもたけのこごはん。 めんつゆを使ってできる簡単レシピを紹介します。 ⚫材料(3~4人分) ・米 2合 ・たけのこ(水煮) 150g ・油揚げ 1枚 ・めんつゆ 大さじ3 ・木の芽 少し ⚫作り方 1 米はといでざるに上げる。たけのこの穂先はくし切り、根元はいちょう切りにする。 油揚げは熱湯をかけて油抜きし、5mm幅の細切りにする。 2 炊飯器に米、本つゆを入れ、2合の目盛りまで水を加えてかるく混ぜ、たけのこ、油揚げを平らになるようにのせて炊飯する。 3 炊き上がったら全体をかるく混ぜ合わせる。器に盛り、好みで木の芽をちらして できあがり。