トップページ > ブログ > 【食材のこだわり】海老について【しげよし】
2022/12/20
■冬が旬のえびは、国産は希少 ぷりぷりした食感が魅力のえび。国産は希少で、東南アジアから多く輸入していますが、国内に流通しているえびは、冬に旬を迎える種類が多いのが特徴です。代表的なものを紹介します。 ●伊勢えび 伊勢湾で多く獲れたことからこの名前がつきました。現在は千葉県や三重県などでも漁獲され、秋〜冬に旬を迎えます。体長35cm程度の高級魚です。 ●甘えび 寿司ネタとしても人気で、体長は13cm程度。柔らかい身ととろけるような甘みが特徴です。北海道、北陸が産地で、旬は秋から冬にかけてです。 ●芝えび 以前東京・芝浦で獲れたことからこの名前がつきました。11月〜3月に旬を迎え、体長は15cmほどと小さめのサイズです。かき揚げやすり身などに利用されます。 ●桜えび 体長約4cmほどの海老で、桜のようなピンク色の身体が特徴です。、駿河湾、東京湾、相模湾に生息していますが、保護のため産地が限られており、漁業許可が与えられている一部の地域でしか獲ることができません。旬の時期は、10〜12月、4〜6月です。 ■えびは、ダイエットに適した食材!? えびの体は90%以上が水分とたんぱく質でできおり、水分とたんぱく質の比率は2:1程度といわれています。 品種にもよりますが、100g当たり20g前後のたんぱく質が含まれており、これは鶏むね肉とほぼ同量です。 また、えびは糖質や脂質が少ないぶん、100g当たり90kcal前後とカロリーも低いのが特徴。鶏むね肉の半分程度で、ダイエットに適した食材ともいえるでしょう。 そのほか、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、鉄、マグネシウムなども含むヘルシー食材です。 さらに、えびの殻には動物性食物繊維の「キチン・キトサン」、天然の赤い色素である「アスタキサンチン」が含まれており、共に体に成分として知られています。殻付きの場合は、殻も食べると良いでしょう。 ■【えびを使った簡単レシピ】えびマヨの作り方 家にある調味料だけでかんたんにできるエビまよの作り方を紹介します。 少し甘めのマヨソースがえびによく合い、子どもも喜ぶ風味です。 ⚫材料(4人分) ・えび(小) 300g ・レタス 2枚 ・酒 小さじ3 ・片栗粉 大さじ4 A) ・牛乳 大さじ1 ・砂糖 小さじ3 ・トマトケチャップ 小さじ2 ・サラダ油 適量 ・マヨネーズ 大さじ6 ⚫作り方(4人分) 1 レタスは冷水にさらして水気をきり、適当な大きさに切る。 2 えびは殻をむいて背ワタを取り、酒とマヨネーズ大さじ1を入れてよくもみ、 片栗粉を加えて混ぜ合わせる。 3 ボウルにマヨネーズ大さじ2とAを入れて混ぜ合わせ、ソースを作る。 4 フライパンに多めの油をひいて熱し、②を揚げ焼きし、火が通ったら取り出して油をきる。 5 3に4を入れて和える。 6 器にレタスをもり、5をのせてできあがり。 今が旬のえび。そのプリプリの食感を、思う存分楽しみましょう!