トップページ > ブログ > 【食材のこだわり】白菜について【しげよし】
2022/11/27
■冬が旬の野菜・白菜はこの時期甘みが増す 1年中スーパーで売られているイメージのある白菜ですが、旬の時期は、11月から2月頃の冬の季節。 気温が下がってくると、白菜は自身が凍らないよう糖分を蓄えるようになるため、旬のこの時期は甘みが増し、美味しくいただくことができます。 白菜はアブラナ科の一種で、チンゲンサイや山東菜なども仲間です。 日本の食文化には欠かせない野菜で、大根やキャベツに次ぐ生産量を誇ります。 白菜の生産量の全国1位は、茨城県。2位は長野県で、この2つの県で全国の約半分の量を生産しています。 白菜は、新聞紙に包んで、冷暗所に立てて保存しましょう。丸ごと保存するなら半月は持ちます。冬場に保存する場合は、3週間から1ヶ月は長持ちします。 横にして置くと重みで腐ってしまう場合があるので、注意しましょう。 カットした白菜は傷みやすいのでラップで包んで冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。 ■カットされた白菜は、中心から使えば甘さもアップ 白菜のクセのない淡白な味は、他の食材とよく調和します。 白菜の約95%が水分として栄養価は高くありませんが、ビタミンC、鉄、マグネシウム、カリウム、カルシウム、葉酸、亜鉛なども含んでいます。 甘みが少なく、100gあたり14kcalと極めて低カロリーで、肥満防止にもってこいのヘルシー野菜としても知られている白菜。 白菜に含まれるカリウムは、煮ると水に溶け出すため、鍋料理や煮炊きにする場合は、スープも飲むとよいでしょう。 スーパーでカットされた白菜を使うときは、中心部分から使いましょう。中心部がなくなると、外側の葉は栄養を送る必要がないのでそのまま葉に栄養をため、さらに外側の葉は養分を作り続けるので、結果として購入時よりも甘みが増すのです。 ■【レシピ】見た目も素敵! 白菜と豚肉のミルフィーユ鍋 白菜と豚バラ肉を鍋に交互につめてミルフィーユのような見た目が魅力の、重ね煮のレシピを紹介します。 ⚫材料(4人分) ・白菜 1/3株 ・ 豚バラ肉 300g ・ だし汁 600ml ・ 酒 大さじ3 ・ 塩 小さじ2 ・醤油 小さじ3 ・たれ 市販のぽん酢やごまだれなど好みで ⚫作り方 1 白菜は1枚ずつはがし、白菜と豚肉を交互に4回重ねる。5cmくらいの幅に切り、鍋のふちに沿って敷き詰める。これを3~4回繰り返す。 2 だし汁、酒、塩、醤油を加えて火にかける。沸騰したら10〜15分煮込み、白菜の芯の部分がやわらかくなったら火をとめる。 3 好みのたれにつけていただく。 ヘルシー野菜・白菜の旨味をじっくり味わいましょう!