トップページ > ブログ > 【四季折々】カーネーションについて【しげよし】
2022/05/08
■5月8日は「母の日」。カーネーションの花言葉は色により異なる 毎年、5月の第2日曜日は「母の日」。 母の日には、母親への日頃の感謝の気持ちをこめて、家族がカーネーションの花束やフラワーアレンジ、鉢植えを贈る慣習が根付いており、街中にはカーネーションの花があふれます。 母の日に最も良く贈られるカーネーションは、赤い色ですが、最近では、ピンク、紫、青、白など、カラーバリエーションが増えてきているのが特徴です。 カーネーションの花言葉、花の色により異なることを知っていましたか? 赤いカーネーションの花言葉は、「母への愛情」、 ピンクのカーネーションの花言葉は、「感謝、上品」、 紫のカーネーションの花言葉は、「気品、誇り」、 青いカーネーションの花言葉は、「永遠の幸福」、 白いのカーションの花言葉は、「純粋な愛」。 今年は、何色のカーネーションを贈りますか? ■知ってる? カーネーションの和名 カーネーションは、ナデシコ科に含まれる花の品種です。 ナデシコ科に属する花の種類は世界で300種類以上存在するといわれており、可憐な外見とやさしい香りが特徴です。 カーネーションの原産地は、南ヨーロッパや西アジア。 日本に入ってきたからつけられた和名もあります。それらは、 ・ ジャコウナデシコ ・ クローブピンク ・ オランダセキチク ・ オランダナデシコ と、4種類もあります。 「オランダ」という地名が付いている理由は、江戸時代にカーネーションがオランダ人によってもたらされたためです。 また、「セキチク」は、ナデシコ科で中国原産の花の種類です。 同じナデシコ科であるカーネーションがセキチクによく似ていたため、この名前が付けられたと考えられています。 さらに、昭和の始め頃までは、オランダセキチクという名前を略して「セキチク」と呼んでいたという記録もあります。 カーネーションというと、「固有名詞」というイメージがありますが、こんなに和名があったなんで、驚きですね! ■母の日にもらったカーネーションの保存方法 お子さんからカーネーションをもらったママは、いつまでもとっておきたいですよね。 そこで、母の日にもらったカーネーションの保存方法を紹介します。 まず、生花を少しでも長もちさせるためには、 ・ 花瓶の半分くらいの水を入れ、水を定期的にとりかえる。 ・ 飾ってから3日後に3~4cmほどカットし、さらに3日後に再び3~4cmほどカット、最終的に5~6cmほど残して小さめの花瓶に移すことで、花の水の吸収力を高め、長持ちさせることができる。 などを心がけるとよいでしょう。 このほか、 ・ 押し花を作る ・ 直射日光を避け、風通しのよいところで1~2週間程度、カーネーションを逆さに吊るしておくことで、ドライフラワーを作る。 などの方法もあります。 1年の中で、その可憐な姿がいちばん見られるカーネーション。 母の日を楽しみながら、その美しさを堪能しましょう!