2021/08/16
【四季折々】立秋・処暑について【しげよし】2021/08/16 ■厳しい暑さが和らぎ、秋に向かい始める立秋・処暑 ご先祖様に思いをはせるお盆も終わり、季節は秋へと向かっていきます。 「処暑」とは、読んで字のごとく、「夏が過ぎる頃」を表します。 この時期は、台風のシーズンであり、夏バテや食中毒にかかりやすい時期でもあります。 ■処暑の時期に味わいたい旬の食べ物を紹介 処暑におすすめの、旬の食べ物を紹介します。 ⚫さんま ⚫茄子 ⚫ぶどう ⚫いちじく ⚫すだち ■処暑とほぼ同時期に行われる「地蔵盆」とは 処暑とほぼ同時期、地蔵菩薩の縁日である8月23,24日を中心に、子どもたちのすこやかな成長を願う催しである「地蔵盆」が行われます。お地蔵様は、子どもたちを地獄の鬼から救う守り神。そのお地蔵様を子どもたちが供養するお祭りです。 「地蔵盆」は、主に京都を中心とした近畿地方や北陸、信州地方で行われているようで、関東・東海地方ではほとんどないようです。 京都では、町内ごとに地蔵尊の前に屋台を組んで花や餅などのお供物をし、子どもたちはゲームをしたりお菓子をもらったりして過ごします。祭りの儀式として、大きな玉をつないだ長い数珠を大勢で回す「数珠繰り(じゅずくり)」や「数珠回し」を行うことも。夏休み最後の“お楽しみ行事”として位置づけられています。 今年の夏も、もうすぐ終わりです。来たる秋に向け、体調を整えていきましょう。 |