2021/01/18
【食材のこだわり】蟹について【しげよし】2021/01/18 カニ鍋、カニしゃぶ、カニみそ、カニ汁など食べ方いろいろで、高級食材としても知られているカニ。 旬の時期は「冬」というイメージがありますが、 11月に漁が解禁になり、エリアによって「越前ガニ」(福井県)「松葉ガニ」(山陰地方)「加納ガニ」(石川県)などと呼ばれる日本海産のズワイガニは、いわゆる“ブランドガニ”として知られ、「冬の味覚の王様」ともよばれています。 ちなみに、ズワイガニは、それぞれの地域で獲れたすべてのカニすべてが“ブランドガニ”というわけではありません。大きさや重さなどの条件をクリアしたものだけが認定され、それぞれブランド名と色つきのタグがつけられ区別されています。タグつきのブランドガニは、良質でおいしく、価格も高めとなっています。 カニには、たんぱく質、肝臓の働きを活発にする「タウリン」をはじめ、健康維持を助ける働きのある「ナイアシン」、骨や歯の強化につながる「カルシウム」、高い抗酸化作用をもつ「アスタキサンチ」ンなどの栄養価が豊富に含まれています。 カロリーも、100g中60〜70kcalと低く、高タンパク、低カロリーのヘルシー食材として知られています。カニに含まれる多くの栄養素は水に溶けやすい性質のため、カニ鍋やカニ汁などスープにすることで、水に溶け出た栄養素を効率よく取り入れることができます。 また、カニは茹でると甲羅が赤くなりますが、これは前述した「アスタキサンチン」によるもの。この「アスタキサンチン」は、カニの殻のほうに含まれている成分ですので、 カニにまつわる雑学を、以下紹介します。 ・ カニみその「みそ」は、脳みそではない!? ・ タラバガニは、「カニ」ではない!? ・ オスとメスは、「ふんどし」で見分ける!? 寒いこの時期にぴったりのカニ料理で、冬を乗り切りましょう! |