【四季折々】父の日について【しげよし】

2020/06/12

■2020年の「父の日」は、6月21日

日本で「父の日」といえば、6月の第3日曜日。 2020年の「父の日」は、6月21日です。
父の日の始まりは、5月の第2日曜日の「母の日」が発端だといわれています。
母の日は、1907年5月にアメリカで提唱され、国内に広く浸透しました。「母の日はあるのになぜ父の日はないのだろう」と疑問に思ったアメリカ人女性が、地元の牧師教会に「父の日をつくりたい」と相談し、最初のお祝いが行われたそうです。

母の日は、アメリカ国内にすぐに定着しましたが、父の日が正式に祝日として認定されたのは、半世紀以上もあとの、1972年だそうです。その後、アジア、ヨーロッパなど世界各国に広がり、日本では1980年代に定着しました。

1981年には、一般社団法人日本メンズファッション協会が母体となり、「日本ファーザーズ・デイ委員会」を結成。「お父さんを家族みんなで祝う日」として、「お父さんの似顔絵コンクール」などさまざまなイベントが開かれるようになりました。

■母の日はカーネーション。父の日は?


母の日は、カーネーションを贈る風習がありますが、父の日にも花を贈る風習があること、知っていますか?

アメリカでは、父の日には赤いバラの花を贈る風習がありました。これを受け、日本では、「日本ファーザーズ・デイ委員会」が、家族の愛情や尊敬を表す「黄色」を父の日のイメージカラーとして啓蒙。アメリカの風習と同化し、父の日には「黄色いバラ」を贈ろうというムーブメントが高まりました。

最近では、「黄色いバラ」にこだわらず、黄色いひまわり、ガーベラなどが、父の日に贈る花として人気です。

■お父さんが喜びそうなモノや食べ物を贈る家庭も

日頃の患者の気持ちをこめて、お父さんが喜びそうな「モノ」を贈る家庭も増えてきています。以下、父の日ギフトとして人気があるアイテムを紹介します。

ビールジョッキ、グラス
ビールな大好きなお父さんにピッタリのギフト。名入れサービスもあるので、事前にオーダーするのもよいでしょう。ガラス、漆などやさまざまな素材があるので、好みに合うものを。

お酒
ビール、ワイン、日本酒、焼酎など、お父さんの好きなお酒をプレゼント。いつもの銘柄とは違うものを贈るのも、意外性があっておすすめです。

スポーツグッズ
スポーツが趣味のお父さんには、愛用のスポーツアイテムを贈るのも喜ばれます。トレーニングシャツやスポーツタオルなど。

文房具やパソコン周辺機器
ビジネスシーンで使えるボールペン、USBケースなど、パソコン周辺グッズも根強い人気です。

感謝の気持ちを手紙に書いたり、似顔絵を描いて一緒に贈ると、嬉しさも倍増!
食卓も、いつもよりもちょっと贅沢に。
家族皆でおいしい料理を味わいながら、思い出に残る父の日にしたいですね。